合格する確率は高いが、落ちる可能性もゼロではない
各中学校では三者面談が行われる時期。
公立高校を志望する生徒でも、私立の併願推薦がもらえるかどうかは気になるところですね。
無事に推薦がもらえれば、公立入試に向けて、より強い気持ちでのぞむことができます。
でもね!これだけは気をつけてください!
推薦がもらえたからといって、それだけで合格が決まるわけではないことを!
ほとんどの千葉県の私立高校では、来年の1月17日(日)又は18日(月)に入試が行われます。
そして、国語・数学・英語の3教科をしっかり取れないと、落ちる可能性はゼロではないんです。
もちろん面接でも節度な態度が求められます。
実際、昨年(2019年度)の入試で、わたしの教室の生徒も、余裕かまして見事に落ちましたからね・・・
各高校の入試要項やネットの情報を見ると、かなりの確率で合格していますが、個人的にはあまり当てにしない方がいいと思います。
実際、落ちた生徒を目の当たりにしていますし、風のうわさですが不合格になった生徒がいたという情報を耳にしたことがあるからです。
データだけ見ると、合格はほぼ固いですが、ナメているとあとで痛い目に遭います。
推薦が取れても入試に向けた勉強をしよう!
推薦がもらえたとしても、確実に合格が決まったわけではありません。
過去に受験した生徒から聞いた事後報告からしても、少なくとも1科目20点以下しか取れないと、さすがにマズそうな気がします。
一ケタ台の点数なんてもってのほか!
また、試験中の態度も意外と見られています。
試験中にほとんど寝ているような生徒だと、点数次第では落ちる可能性もありますね。
私の去年担当した生徒もこのケースに当たりそうです。
いずれにせよ、入試の際は、試験の点数だけでなく、以下の点に気を付けましょう。
- 遅刻はしない
- 面接官や試験監督の先生には節度をもった態度で接する
- 試験中の居眠り、忘れ物など、気の抜けた態度を取らないようにする
試験以外の時間も、先生方は見ている、ということを肝に銘じておきましょう。
いい加減な気持ちで高校に入ることは絶対に避けよう
推薦がもらえると、決まった途端、急に勉強することをやめてしまう子が出てきます。
でも、まだ合格が確定したわけではありません。
また、こういった気の抜けた状態で入試にのぞむと、その態度がモロに試験現場であらわれます。
最後まで緊張感をもっていきましょう。
また、大事なことなので、お伝えしますが、
いい加減な気持ちで高校に入ってしまう生徒は、「高校で退学する確率が高い(自主退学)」、というデータがあります。
テキトーに入った学校ですから、たいした愛着もないでしょうし、頑張ろうという気力も湧きづらいからでしょう。
せっかく入った学校ですから、しっかり3年間お世話になるつもりで、入試勉強も相応の準備をしてのぞんでください。
過去問はちゃんと本屋さんで買いましょう!
入試までその過去問演習を繰り返し解いてください。
入試は受かることだけが目的ではありません。
入学後の3年間も、受験勉強の頑張り次第で、変わってきます。
それではまた!
コメント
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