- 学校の実力テストでは、偏差値65あったのに、塾の模試だと、偏差値56だった・・・
- ふだん受けている模試の偏差値と、ネットに載っている偏差値が5~8くらい違う!
- 自分が受験する高校の偏差値が、見る媒体によって全然違っている。いったいどれを信じればいいの?
たしかに、ネットで見る高校の偏差値ランキングは、各サイトによって若干の誤差がありますよね。
結論としては、ひとつの会社の模試を一貫して受け続け、その成績を信じていけばいいです。
これから受けようと思っている方であれば、進学研究会のVもぎ、または総進図書のSもぎ、のどちらかを受ければ十分です。
今回は、高校受験の偏差値を正しく判断するコツについて、解説していきます。
同じ高校でも、偏差値はバラバラ・・・
たとえば、千葉県の公立上位校の偏差値は以下のとおり。
高校名 | 総進Sもぎ | 進研Vもぎ | トライ |
県立千葉 | 72 | 69 | 74 |
千葉東 | 69 | 65 | 71 |
市立千葉 | 66 | 63 | 68 |
市立稲毛 | 64 | 59 | 67 |
幕張総合 | 62 | 56 | 65 |
千葉西 | 61 | 56 | 62 |
検見川 | 59 | 54 | 60 |
同じ高校でも、受ける模試によって、やはり多少の誤差はあります。
市立稲毛高校の場合だと、進研のもぎとトライとでは、8も誤差があることになります。
これだけ異なると、どちらの偏差値が正しいのか迷ってしまいますね・・・
受ける模試によって多少の誤差が出る(VもぎとSもぎの違い)
高校の偏差値ランキングに掲載されている数値が異なるのは、以下の理由があります。
- 受験者数(母集団の数)の違い
- テストの難易度
- 受験者のレベルの違い
問題の難易度が高めの模試の場合だと、平均点は低くなる傾向にあります。
そうなると、成績優秀者とはいえ、高得点を取るのは難しくなるので、それほど高い数値は出づらくなります。
反対に、問題の難易度がそれほど高くない模試の場合。
平均点は、当然上がります。また、上位層の子も、そこそこ良い点数を取ってきますので、偏差値は上がる傾向にあります。
そもそも、受験者数が少ない模試の場合だと、その時の受験者のレベルによって偏差値はバラつくので、信用しづらいのは否めません。
なので、模試を受ける際は、母集団の多い会社のものを受けることをおススメします。
千葉県で言えば、進学研究会のVもぎ、または、総進図書のSもぎ。
このどちらかで十分です。
もちろん、各塾で実施している塾内模試でも、母集団の多いものであればいいでしょう。
ひとつの会社の模試で統一すべし!
以上のように、各会社によって、模試の偏差値にはバラツキがあります。
そのため、受ける模試がバラバラだと、どれが自分の実力に沿った数値なのか、混乱してしまいます。
結論としては、ひとつの会社の模擬試験を一貫して受け続けることをおススメします。
たとえば、進学研究会のVもぎなら、それに統一する。
総進のSもぎなら、それに統一。
一番やってほしくないのは、Vもぎを受けたあとは、Sもぎを受けて、次は、またVもぎを受ける、というように、バラバラに模試を受けてしまうことです。
これでは、前に比べて、どれだけ自分が変化したのかわからなくなってしまいます。
仮に、ほかの会社のテストを受けた場合でも、あくまで参考程度に押さえておいてください。
基本的に、一番信用できるのは、今まで受けてきた模試ですからね!
周りの誤った情報に惑わされることなく、一貫した姿勢で受験勉強に励んでください。
それではまた!
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