【進研Vもぎ】偏差値60超えを目指すための勉強法【飛躍の秋シーズン】

公立高校

後期に入って模試が始まったけど、うちの子ったら、いまだに偏差値50台近辺をウロウロしている・・・

なかなか偏差値60の壁を超えられないのよね~

何か良い勉強法はないのかしら?

塾長
塾長

たしかに夏休み明けになると、まわりの受験生も本気で勉強しだすので、なかなか偏差値は上がりづらくなりますね。

でも、やり方次第では一気に成績アップする方法はありますよ!

 

偏差値60の壁:応用力UPは不可欠!

偏差値50近辺あたりをウロウロしているお子様であれば、基礎学力はすでに身についているでしょう。たとえば、数学の計算問題や、英語の文法問題、基本単語のスペルの暗記など。

だとすれば、さらに得点アップするには、応用レベルの問題を少しでも解けるようにしていくしかありません!

以下、秋から直前期にかけて、主要3科目(国語・数学・英語)の勉強法についてお伝えします。

私立高校の過去問をガンガン解きまくれ!

10月から11月にかけて、そろそろ受験する私立の高校も決まってくる時期。
すべり止めの学校はもちろん、挑戦校の過去問はきっちり揃えましょう。だいたい2~3冊くらいを用意する方がほとんどです。

まずは、それらの私立の過去問を解いていってください。

千葉県内で偏差値50台あたりとなると、以下の私立高校の過去問が候補に挙がります。

・日大習志野(進研偏差値61)・専大松戸(61)・成田(59)・千葉日大一(56)・日出学園(56)・千葉敬愛(52)・八千代松陰(55)・国府台女子(57)・市原中央(56)
私立高校の問題は、公立高校の問題に比べてやや難しめに作られています
それらの問題をじっくり解くことで、私立対策につながることはもちろん、公立対策にも十分つながります。
(ただし、解答方式がマーク式の高校がほとんどなので、公立の記述対策にはなりません。)

私立高校のやや難解な問題にチャレンジすることで、公立入試に匹敵する応用力を身につけることができるのです。

私立の問題を解き終わったあとに、公立の過去問を解いて、「あー、公立の問題ってこんなに簡単だったんだ~」と感じられたら、十分実力はついてきています。

注意すべき点として、私立高校の問題には各学校ごとに独自のクセ問が出題されることも珍しくありません。

「こんなの公立の問題では出ないだろ!」というような範囲の問題も出ます。

たとえば、英語の発音・アクセントの問題だったり、国語の文学史、漢文、和歌、俳句など。
数学は、偏差値がそこまで高くない高校でも、たまに超難問も出たりします。

これらは、サラッと流す程度でいいです。間違えても深入りしないことが肝要です。

私立入試の問題で集中して取り組むべき問題は、以下の問題がよいでしょう。

  • 国語⇒小説文、随筆分、説明文などの長文読解問題や漢字
  • 数学⇒計算、関数の融合問題、図形、確率、規則性など
  • 英語⇒長文読解や英文法の空欄補充や並び替え、単語知識など

私立の過去問がやり終えて、余裕があるのであれば、以下の教材もおススメです。




まちがえた問題は必ず解説を読む

応用力をつける上で欠かせないのがコレ。

間違えた問題やわからなかった問題の解説を読みましょう!

そして、解説を読んで理解したらOK!もう一度問題を見て、何も見ないで解答の道筋がわかったら次の問題に進みましょう。

一方、解説を読んでも「なんでこんな答えになるの!?」という部分があったら、要注意!
絶対にそのままにしてはいけません。

いったん考えるのをストップし、時間を置いてからもう一度トライしてみましょう。

一度時間が経てば、脳がスッキリした状態になり、さっきまでわからなかったところが意外と理解できていたりします。

注意すべき点として、すぐに解決するのを急がないこと。
何度も考えるプロセスを踏むことで、記憶に定着しやすくなりますからね!

疑問点は理解できるまで先生に質問する。

解説部分を読んでみても、「うーん、どーしてもわからん!」というのは、出てくると思います。

その場合は必ず、学校でも塾でもいいので、先生に質問して理解できるようにしておきましょう。

気を付ける点として、「この問題がわかりません!」と、問題のすべてを先生に丸投げしないこと。

正しい質問の仕方は、「この解説のここの部分がよくわかりません。」、「解説は見たんですが、このやり方ではダメなんですか?」といったように、どこまでがわかっていて、どこが理解できていないのか、ということまで自分の言葉で伝えることです。

教える側からすれば、いちいち全部説明するとなると、他のことに費やす時間を奪われることになります。また、しっかり解説を読み込んで自分で考えた、という熱意も伝わるので、教える側からしても「いい加減な説明ではダメだな!」と、真剣さも増します。

このように、教えてもらう方も、相手の立場になって質問することで、先生から適切なアドバイスをもらいやすくなります。

また、自分でじっくり考える、というプロセスを経た上で理解できるので、より定着することにつながるのです。

おまけ

理科・社会については、直前期の年明けからスパートをかけることで、得点アップを図ることは十分可能です。特に社会のような単純に知識量が問われるような科目については、そこまで焦る必要はないと思います。

しかし、理科の物理・化学分野については、「電気」や「力のはたらき」、「化学反応式」など理解していないと解けない問題もあります。

そこで、理科だけに関しては、今の時期(10月から12月くらいまで)は、問題「量」をこなしていくことをおススメします。時間的にも十分間に合いますらね!
そして、「これだけやったんだぞ!」という自信と達成感を味わってもらいたいです。

おススメの教材は、「全国高校入試問題正解」シリーズですね。
この1冊だけで全国の公立高校の入試問題をカバーしています。
キツイかもしれませんが、これだけの分量をやり切ったときの達成感はとっても大きいです!

「全国制覇」をめざしてがんばってください!


前提:1日5時間の勉強量は絶対条件です

以上、偏差値60超えのための勉強法について解説しました。

見てのとおり、複数の私立の過去問をやったり、解説を熟読したりなど、やるべきことは多いです。

結局のところ、絶対的な勉強量の確保が不可欠です。
受験生は今の時期、部活もないので、放課後は受験勉強にあてる時間が十分あります。

平日は最低でも5時間くらいは勉強したいですね。
土日祝日なら、最低9,10時間は欲しいところです。

いずれにせよ合格するためには、勉強あるのみ!

目の前の問題に逃げずに、立ち向かう勇気をもってください。

さあ、今すぐ机に向かいましょう!

 

コメント