小論文対策は超簡単。まずは良質な経験を積み重ねよ!

勉強法

そろそろ大学入試や高校入試、中学入試と、さまざまな試験が近くなります。
なかには独自の課題として、小論文や作文を課す学校なんかもあり、
その対策に追われている生徒さんもいます。

そこで、今回は入試の小論文対策について解説したいと思います。

  1.  まずは設問の形式に合わせる
  2.  大枠は①自分の意見・主張、②理由、③具体例
  3.  よい意見・主張を述べるには良質な経験をしよう

基本1 まずは設問の形式に合わせる

よく問題文の設問に注意書きとして、
「二段落で構成せよ」だとか、
「書き始めは、私は、で書け」だとか、
「最初の一段落目では本文の要約を書いて、二段落目で自分の主張を書け」
といった条件が指定されていることがあります。

よく子どもたちの答案を添削していると、
この条件を無視している答案が意外と多いです。
まずは内容云々以前に、出題者が問うている条件、ルールをしっかり守りましょう。
ルールが守れない子は、そもそもその学校にふさわしくない者とみなされてしまいます。

基本2 大枠は①自分の意見・主張、②理由、③具体例

小論文の基本2、この①から③の大枠を書ければ、文章として成り立ちます。

①の主張だけ述べても、理由が述べられていなければ説得力に欠けますし、
②の理由だけ述べられていても、ネットや教科書に書かれているありきたりな内容では他との差別化ができず、薄い答案になってしまいます。

③の自分の経験だったり、自分の親族、友人、身の回りの人の経験談だったり、聞いた話であれば、その人オリジナルな答案になり、②の理由の部分がさらに説得力が増します。
この自分の経験や感じたことがほかの人との差別化につながります。おおいにアピールしていきましょう。

基本3 よい意見・主張を述べるには良質な経験をしよう

良い文章を書けるようには、まず大量のインプット、良い経験が必要です。
書き出すにも、自分の頭の中に引き出しがなければ、その場で考えた薄っぺらい内容になってしまうからです。
まだ若い小中高生のうちから、いろいろな場所に旅行に行ってみたり、
ボランティア活動をしたり、習い事などのイベントに参加するなど、
様々な経験を積ませておくと、引き出しが増えてきます。
小さいころから色々な習い事をさせたり、旅行に連れいくというのは、あながち間違いではないのだな、と思います。
ぜひ参考にしてみてください。

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